【2023年度】おすすめの証券会社を一挙紹介!証券会社を選ぶ際のポイントについても解説!

投資

株式投資や投資信託などの金融商品を購入する際に必須なのが「証券会社への口座開設」。しかし、証券会社には数多くの選択肢があるため「どのような違いがあるのか分かりにくい」「結局どの証券会社がおすすめなのかを知りたい」と思う人も多いでしょう。

そこで今回は、おすすめの証券会社を17社紹介します。投資初心者や、NISAを活用したい人に向いている証券会社についても解説しているので、口座開設をする際の参考にしてください。

目次

【17社】おすすめの証券会社

まず、投資対象の多さや取引手数料の安さといった基準でおすすめといえる証券会社を紹介します。さまざまな条件を比較しながら、自分に合った証券会社を見つけましょう。

SBI証券

投資対象 国内株式・外国株式・投資信託・債券・FX・先物オプション・CFD・金・銀プラチナ・NISA
投資信託取扱本数 2,691本(2022/12/5時点)
取引手数料(税込み) 現物取引スタンダードプラン:約定代金5万円まで55円
NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・ JALポイント

SBI証券は、SBIホールディングス傘下の企業であり、オンライン証券業界最大手の証券会社です。金融商品や銘柄の豊富さはトップクラスであるため、投資を始めたばかりの初心者からベテラン投資家まで、幅広い層に支持されています。

【特徴】
最大の特徴は、取扱商品の豊富さです。国内株式や外国株式はもちろん、CFDやNISA(一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA)も利用できます。

 

SBI証券はこんな人におすすめ

  • 最大手の証券会社で取引したい人
  • 手数料をできる限り抑えたい人
  • スマホアプリを使って投資したい人
  • l  投資信託取扱本数が豊富な証券会社で取引したい人

楽天証券

投資対象 国内株式・投資信託・投資積立・楽ラップ・FX・金・プラチナ・外貨建てMMF・外国株式・債券・NISA
投資信託取扱本数 2,639本(2022/12/26時点)
取引手数料(税込み) 超割コース:約定代金5万円まで55円
NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント 楽天ポイント

楽天証券は、楽天グループに属する証券会社です。楽天銀行と連携(マネーブリッジ)しているため、振込手数料無料で簡単に入出金が可能です。

 

【特徴】
楽天証券は、楽天経済圏のサービスを利用する頻度が高い人に向いている証券会社といえます。例えば楽天市場を利用した際に貯まる楽天ポイントを使うことで、ポイント投資が可能です。また、楽天ポイントだけでなく、楽天キャッシュを使って投資を行うこともできます。
楽天証券はこんな人におすすめ

l  楽天市場をよく利用する人

l  楽天ポイントを使って投資したい人

l  手数料を抑えたい人

l  投資信託の取扱が豊富な証券会社で取引したい人

野村證券

投資対象 国内株式・外国株式・投資信託・FX・債券・ラップ口座・NISA・積み立て投資
投資信託取扱本数
取引手数料(税込み)  約定代金10万円以下:152円(オンライン専用支店)
NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント 野村ポイント

野村証券は、野村ホールディングス傘下の証券会社で、大正14年創業の歴史ある証券会社です。

【特徴】
老舗の証券会社として知名度が高く、信頼感があります。対面での取引がメインで、サポート体制が充実しているのが特徴です。また、野村証券独自のポイントである「野村ポイント」の付与があるのも魅力です。野村証券に口座を持つ人限定で利用できる「野村のおとくワールド」を経由し、お買い物やふるさと納税を行うことで、野村ポイントが貯まります。

 

野村証券はこんな人におすすめ

l  信頼できる証券会社と取引したい人

l  野村ポイントを貯めて買い物したい人

l  サポートの充実度を重視する人

SMBC日興証券

投資対象 国内株式・外国株式・投資信託・債券・FX・日興ファンドラップ・ロボアドバイザー・NISA・投資つみたてプラン
投資信託取扱本数 「投資つみたてプラン」約800本
取引手数料(税込み) 約定代金10万円以下:137円
NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント dポイント

SMBC日興証券は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ傘下の証券会社です。三井住友銀行の口座と連携すると、手数料の優遇を受けられます。

【特徴】
SMBC証券独自のサービスである「日興フロッギー」を利用することで、100円から投資を始められます。また、投資によりdポイントを貯めることが可能で、貯めたポイントは再び投資に回せます。

 

SMBC日興証券はこんな人におすすめ

l  dポイントを使って投資したい人

l  少額から投資を始めたい人

l  三井住友銀行の口座を利用している人

松井証券

投資対象 国内株式・米国株・投資信託・FX・先物オプション・NISA
投資信託取扱本数 1,600本以上
取引手数料(税込み) 1日の約定代金が50万円以下なら無料
NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント 松井証券ポイント

松井証券は、大正7年創業で歴史があり、日本で初めてネット証券を本格的に始めた証券会社です。

【特徴】
約定手数料が50万円まで無料で、25歳以下なら約定代金にかかわらず手数料が無料です。投資を始めたばかりで急に大金を投資するのが不安な人にも向いている証券会社です。

 

松井証券はこんな人におすすめ

l  少額投資から始めたい人

l  25歳以下の人

l  歴史があり信頼できる証券会社で取引したい人

LINE証券

投資対象 国内株式・投資信託・NISA・FX・CFD
投資信託取扱本数 33本
取引手数料(税込み) 約定代金5万円以下:55円
NISA対応の有無 無し
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント LINEポイント

LINE証券会社は、設立が2018年と比較的新しい証券会社です。LINEの傘下である「LINE Financial」と「野村ホールディングス」の共同出資により設立されました。

【特徴】
LINE証券会社の特徴は、「スマホ証券利用率NO.1」であることです。LINEアプリからLINE証券にアクセスできるため、利便性が高いといえるでしょう。

 

LINE証券はこんな人におすすめ

l  手数料を抑えたい人

l  スマホを使って手軽に投資したい人

l  LINEポイントを使って投資したい人

PayPay証券

投資対象 国内株式・米国株・投資信託・つみたてロボ貯蓄・日本株CFD
投資信託取扱本数 8本
取引手数料(税込み) 東京証券取引所の立会時間内:「基準価格」に0.5%を乗じた価格
NISA対応の有無 無し
つみたてNISA対応の有無 無し
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

PayPay証券は、ソフトバンク株式会社の子会社にあたる証券会社で、2013年に設立されています。PayPay証券の利用者は「70%が投資初心者」であり、投資を始めてから1年未満の人に支持されています。

【特徴】
PayPay証券は、投資初心者向けの機能が充実しています。代表的なサービスが「つみたてロボ貯蓄」です。1,000円から積立可能で、スケジュールだけ設定すればアプリが自動で積立してくれます。自分で銘柄を選んだり、情報収集したりするのを面倒に感じる人でも、投資に取り組みやすいのがメリットです。

 

PayPay証券はこんな人におすすめ

l  「ほったらかし投資」がしたい人

l  PayPayポイントを使って疑似的な資産運用を体験したい人

DMM.com証券「DMM株」

投資対象 現物取引・信用取引・NISA・米国株式
投資信託取扱本数 0本
取引手数料(税込み) 約定代金5万円以下:55円
NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 無し
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント DMM株ポイント

DMM株を運営しているDMM.com証券は「DMM.comグループ」の一企業で、2006年に設立された証券会社です。DMM株は、スマホアプリを利用して、国内株だけでなく米国株にも取引できます。

【特徴】
DMM株では、手数料に対して1%の「DMM株ポイント」がつくのが特徴です。貯まったポイントは取引に利用できるほか、1ptあたり1円で現金に交換できます。

 

DMM証券はこんな人におすすめ

l  手数料を抑えたい人

l  DMMポイントを利用している人

auカブコム証券

投資対象 株式、投資信託、FX、債券
投資信託取扱本数 1,400本以上
取引手数料(税込み) 取引内容によって異なります。

①ワンショット手数料(1注文の約定代金に応じて変化):55円~

②信用取引手数料:99円~

③一日定額手数料プラン(1日の約定代金合計額に応じて変化):0円~

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント Ponta

auカブコム証券(前身:旧カブドットコム証券)は、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社の傘下である証券会社です。KDDIグループとのジョイントベンチャーであり、大手ネット証券では唯一の「完全システム内製化」を実現しました。

【特徴】
auカブコム証券は「リスク管理追求型サービス」を追求した結果、自動売買システムにおいて他の証券会社と比較しても多くの注文指定が可能になっています。逆指数注文・W指数注文・±指数注文・リレー注文・Uターン注文・トレーニングトップ注文・時間指数注文の8つの注文全て行えるのは2023年以1月現在auカブコム証券だけです。また、auカブコム証券は、auユーザーやKDDI株主に対して手数料割引を行っています。割引率もauで株式割を利用すれば1%割引、au割+(KDDI株主)の場合は最大15%まで割引となります。

 

auカブコム証券はこんな人におすすめ

l  auユーザーもしくはKDDIの株主の人

l  Pontaポイントを貯めたい人

IG証券

投資対象 FX、株式、商品、ETF、債券
投資信託取扱本数 17,000本以上
取引手数料(税込み) 取引内容によって異なります。

FXや各種CDF取引の取引手数料は無料。

株式CDFのみ以下の手数料がかかります。

①日本株:110円~

②米国株(NYSE):16.50ドル~

③米国株(NASDAQ):16.50ドル~

④英国株(LSE):11.0ポンド~

NISA対応の有無 無し
つみたてNISA対応の有無 無し
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

IG証券は、1974年にイギリス・ロンドンで創業した証券会社です。世界中に31万人以上の顧客を有しており、日本を含む世界15か国にオフィスを展開しています。

【特徴】
IG証券では、個別株をはじめ債券やFXなど幅広い投資対象があるほか、17,000銘柄以上の金融商品を取引可能です。これは他の証券会社と比較しても非常に豊富な銘柄数です。また、IG証券では、ノックアウトオプション取引が可能です。ノックアウトオプションは、リスク許容度に応じた取引ができることにより投資金額以上の損失を出す心配がないほか、レバレッジ取引により少ない資金で利益を生み出せる特徴があります。

 

IG証券はこんな人におすすめ

l  ノックアウトオプション取引をしたい人

l  メジャーな銘柄からマイナーな銘柄まで取引したい人

大和証券

投資対象 株式、投資信託、債券、円預金、外貨預金、FX、年金・保険
投資信託取扱本数 503本(2023年1月9日時点)
取引手数料(税込み) 取引内容及び取扱いコースによって異なります。

【国内株式(現物)】

①コンサルティングコース:2,090円~

②ダイレクトコース:1,100円~

【国内株式(信用)】

①コンサルティングコース:2,750円~

②ダイレクトコース:314円~

【るいとう】

①事務諸経費:年間3,300円

②売買手数料:約定代金の1.26500%~

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

大和証券は、1999年に開業した証券会社です。2021年には対面証券会社5社を対象としたベンチマーク調査で1位を獲得するなど、提案力や顧客対応力に強みを持っています。

【特徴】
大和証券は、ベンチマーク調査で1位を獲得するなど、質の高いサポート体制が魅力です。コンサルティングコースを利用すれば、投資に関する疑問や不安について専任スタッフからアドバイスを受けられます。都度相談できるため、初心者でも安心して利用できるでしょう。また、専任のアナリストのマンスリーレポートや専用情報誌「ダイワ投資情報マンスリー」に加え、セミナーなどが用意されており、投資に関する情報を得やすいのも特徴の一つです。

 

大和証券はこんな人におすすめ

l  初めての投資で不安な人

l  専門家の投資情報やサポートを受けながら投資したい人

岡三オンライン証券

投資対象 株式、投資信託、ETF・ETN・REIT、FX、暗号資産
投資信託取扱本数 658本(2023年1月9日時点)
取引手数料(税込み) 取引内容によって異なります。

【現物株式】

①定額プラン:1,300円~※1

②ワンショット:99円~

※1 100万円以下は無料

【信用取引】

①超プレミア・プレミアゼロ:無料

②プラチナ:300円~※2

③通常:1,000円~※3

④ワンショット:99円~

※2※3 100万円以下は無料

【投資信託】

①信託財産留保金:最大基準価額に対して0.50%

②信託報酬:最大2.42%

【先物オプション取引】

・40円~

【オプション取引】

・220円~

【取引所FX】

①セルフコースラージ通貨ペア:1,018円

②サポートコース通常通貨ペア:1,100円

③サポートコースラージ通過ペア:11,000円

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 無し
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

岡三オンラインは、以前まで岡三オンライン証券として独立した証券会社でしたが、2022年1月に岡三証券株式会社に吸収され事業部門の一つとなりました。岡三証券は、前身の旧岡三商店から数えると今年で創業100年目を迎える老舗証券会社です。

【特徴】
岡三オンラインは、PCやスマホ、タブレットにそれぞれ対応しており、ネット証券の強みを生かした場所を選ばない取引が可能です。また、シンプルな操作性や豊富な情報量も特徴であり、注文機能も充実しています。創業100年にも及ぶ岡三証券が母体であるため信頼性があり、安心して取引できるのも魅力的なポイントです。

 

岡三オンライン証券はこんな人におすすめ

l  スマホやPCの操作性を求める人

l  知名度や実績がある証券会社を利用したい人

CONNECT

投資対象 株式、投資信託
投資信託取扱本数 35本
取引手数料(税込み) ①現物取引:売買代金の0.033%~

②ひな株:売買代金の0.5%~

③投資信託:信託財産留保額(最大0.3%)、信託報酬(最大2.09%)

④信用取引:売買代金の0.033%~

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 有り
対象ポイント dポイント・Ponta

CONNECTは、大和証券グループが運営するアプリ証券会社です。スマホ一つで全ての取引が完結できるため、気軽に資産運用できます。

【特徴】
最大の特徴は、スマホで気軽に資産運用できることです。また、1株から買える「ひな株」取引により、資産が少ない人でも投資に取り組みやすくなっています。CONNECTでは、dポイントやPontaポイントを利用した投資が可能です。ポイント投資であれば資金を用意する必要がなく、リスクを抑えて投資を始められます。

 

CONNECT証券はこんな人におすすめ

l  スマホ一つで気軽に投資したい人

l  投資初心者や低リスクで投資したい人

GMOクリック証券

投資対象  株式、投資信託、FX、債券
投資信託取扱本数 6,000本
取引手数料(税込み)  年齢やプランによって異なります

【現物取引手数料 28歳以上】

①一日定額プラン:約定代金100万円まで無料。100万円以上1,238円~

②1約定ごとプラン:50円~

【現物取引手数料 27歳以下】

①無料

【信用取引】

①一日定額プラン:約定代金100万円まで無料100万円以上880円~

②1約定ごとプラン:97円~

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 無し
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

GMOクリック証券は、2006年にサービス提供を開始したネット証券会社です。投資信託取扱本数は6,000本以上と、大手証券会社と遜色ありません。加えて、ネット証券の強みを生かして業界最安値の手数料水準を維持しています。

【特徴】
1日定額プランでは100万円まで無料、100万円以上であっても1,238円~と業界内でも比較的安い水準の手数料が魅力です。また、27歳以下の人は、現物取引手数料が無料になる点もおすすめできるポイントです。

 

GMOクリック証券はこんな人におすすめ

l  手数料をできる限り抑えたい人

l  27歳以下の人

SBIネオトレード証券

投資対象 株式、ETF、REIT、ETN、投資信託
投資信託取扱本数 10本
取引手数料(税込み) 取引内容により異なります。

【現物取引】

①一律プラン(1注文の約定代金に応じて変化):50円~※1

②定額プラン(1日の約定代金合計額に応じて変化):880円※2

※1 300万円超の取引はキャンペーン中につき無料(2023年1月9日時点)

※2 100万円以下の取引に関しては無料

【信用取引】

無料

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

SBIネオトレード証券は、前身の更栄証券が創業した昭和23年から数えると、70年以上歴史のある老舗証券会社です。2020年にSBIグループの傘下となったことから、2021年に現在の社名となりました。

【特徴】
1約定ごとに手数料が発生する一律プランですが、他の証券会社と比較しても低水準に設定されており、少額で売買を繰り返す人にとってはお得に取引できます。また、他の証券会社は多くの銘柄を用意しているのに対し、SBIネオトレード証券では投資信託商品を10本に絞り提供しています。ノーロード投資信託ばかりであるため、購入時手数料はかかりません。

 

SBIネオトレード証券はこんな人におすすめ

l  少額売買を繰り返す人

l  厳選された投資信託のファンドから選びたい人

みずほ証券

投資対象 株式、債券、投資信託
投資信託取扱本数 342本
取引手数料(税込み) 取引内容にとって異なります。

【国内株式ダイレクトコース】

①現物取引コールセンター取引:2,750円~

②現物取引インターネット取引:1,045円~

③信用取引:無料

【国内株式3サポートコース】

①対面取引:2,750円~

②コールセンター取引:2,750円~

③インターネット取引:2,750円~

【外国株式】

①米国:約定手数料6,050円~ 取引所手数料0.00229%

②香港:約定手数料6,050円~ 取引所手数料0.00565%

【転換社債型新株予約権付社債】

②  対面取引:2,750円~

②コールセンター取引:2,750円~

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

みずほ証券は軌跡を辿ると1917年の「大阪商事」からスタートしていることから、創業から100年を超える老舗証券会社です。みずほ銀行をはじめとしたみずほフィナンシャルグループに属しており、知名度と歴史から安心した取引が可能となっています。

【特徴】
みずほ証券は、店頭だけではなく、インターネットや電話でも投資に関する相談が可能です。専任の担当者に都度相談できる環境が整っており、投資に関して疑問や不安を抱えている人も安心して取引できます。また、ファンドラップを利用できるのも特徴です。ファンドラップとは、投資家の運用に関する意向を組んだ上で、証券会社が資産運用を行うサービスのことです。専任の担当スタッフがヒアリングを行いながら、独自の運用戦略を立ててくれます。

 

みずほ証券はこんな人におすすめ

l  手厚いサポートを受けながら投資を行いたい人

l  ファンドラップを利用して自分に合った資産運用をしたい人

三菱UFJモルガンスタンレー証券

投資対象 株式、投資信託、債券
投資信託取扱本数 585本
取引手数料(税込み) 取引内容やコースによって異なります。

【国内株式】

①基本手数料:2,750円~※1

②ダイレクト取引コース:2,145円~

③MUFGテラスコース:2,145円~

④コンサルティング取引コース:3,575円~

⑤株式るいとう売買:7,150円~※2

※1 約定代金2,750円以下に関しては約定代金の99%が手数料

※2 約定代金50万円以下に関しては約定代金の1.430%が手数料

【外国株式】

11,000円~※3

※3 ただし、100万円以下に関しえてや約定代金の1.10%が手数料

【投資信託】

①ダイレクト取引コース:1,650円~

②MUFGテラスコース:1,650円~

③コンサルティング取引コース:1,650円~

【先物・オプション取引】

①株価指数先物委託手数料:88,000円~

②オプション売買手数料:2,750円~

③株券オプション委託手数料:2,750円~

NISA対応の有無 有り
つみたてNISA対応の有無 有り
ポイント投資の有無 無し
対象ポイント

三菱UFJモルガンスタンレー証券は、1948年創業で70年以上の歴史を持つ老舗証券会社です。三菱UFJ銀行をはじめとした三菱UFJファイナンシャルグループに属しており、投資家の幅広いニーズに対応した事業展開を行っています。

【特徴】
MUFGコースやコンサルティング取引コース、ダイレクト取引コースなどさまざまなコースが用意されており、自分の投資経験に応じて選択できます。コースによって手数料が変化するため、初心者からプロまで幅広く利用できます。また、三菱UFJモルガンスタンレー証券では、チーフストラテジストが提供する「リサーチレポート」や、商品に応じた幅広いレポートを確認できるのも特徴の一つです。入念に情報収集してから投資先を選びたい人に向いている証券会社といえます。

 

三菱UFJモルガンスタンレー証券はこんな人におすすめ

l  自分の投資経験に応じて取引コースを変えたい人

l  十分に情報収集をしてから投資したい人

自身の投資スタイルに合った証券会社を選ぶ際の7つのポイント

ここからは、自身の投資スタイルに合う証券会社を選ぶ際のポイントを7つ紹介します。

1.   取扱う商品数の多さ

2.   取引手数料・信託報酬の安さ

3.   NISAに対応しているか

4.   クレジットカード積立ができるか

5.   少額投資ができるか

6.   ツールの使いやすさ

7.   投資サポートの充実度

取り扱う商品数の多さ

投資商品の選択肢を増やしたい人は、取り扱う商品が多い証券会社を選びましょう。投資商品には日本株だけでなく、米国株や中国株などの外国株もあり、投資商品数が多ければ多いほど投資できる選択肢も増えます。

加えて、「投資する銘柄の取扱がなく投資できなかった」というような機会損失も防げるでしょう。

なお、外国株の取扱商品数は、証券会社によって異なります。特に米国株の取扱が多いのは 6,000銘柄以上取り扱うSBI証券や5,000銘柄以上を取り扱うマネックス証券です。中国株の取扱は、マネックス証券が2,000銘柄以上と他の証券会社と比べて多くなっています。

【取扱商品数が多い証券会社】

l  SBI証券

l  楽天証券

l  マネックス証券

l  auカブコム証券

l  松井証券

取引手数料・信託報酬の安さ

運用コストを安くしたい人は、取引手数料や信託報酬の安い証券会社を選びましょう。手数料や信託報酬などの運用コストを抑えられれば、運用効率がよくなり手元に多くのお金が残ります。

取引手数料の計算方法は大きく分けて、「1注文ごとに手数料を計算する方法」と「1日の約定金額の合計額に対して手数料を計算する方法」の2つがあります。

「SBIネオトレード」と「DMM株」は、10万円までの取引では取引手数料が88円と最安値に設定されているため、少額で取引する人に向いている証券会社です。

1日の約定金額の合計額に対して手数料を計算する方法では、100万円まで手数料が無料の証券会社が多くなっています。

自分の投資スタイルに合わせて手数料の方法を決定し、できる限り手数料の安い証券会社を選択しましょう。

【取引手数料・信託報酬が安い証券会社】

l  SBIネオトレード証券

l  DMM株

l  GMOクリック証券

l  SBI証券

l  楽天証券

NISAに対応しているか

投資の利益にかかる税金を抑えたい人は、NISAに対応している証券会社を選びましょう。通常、株式や投資信託に投資した場合は、利益に対して約20%の税金がかかります。しかし、NISAの場合は、一定金額の範囲内であれば利益に税金はかかりません。

NISAは以下のように、一般NISAとつみたてNISA、ジュニアNISAの3種類があります。

一般NISA つみたてNISA ジュニアNISA
年間の非課税枠 120万円 40万円 80万円
非課税期間 5年 20年 5年
投資対象 株式や投資信託、ETFなど 投資信託・ETF 株式や投資信託、ETFなど

一般NISAは株式や投資信託などを投資対象に年間120万まで非課税が設定され、つみたてNISAは長期・積立・分散投資に適した投資信託を対象に年間40万まで非課税が設定されています。

ジュニアNISA(20歳未満)は、年間80万円まで非課税で株式や投資信託などが対象です。

【NISAに対応している証券会社】

l  SBI証券

l  楽天証券

l  auカブコム証券

l  マネックス証券

l  松井証券

 

【つみたてNISAに対応している証券会社】

l  SBI証券

l  楽天証券

l  auカブコム証券

l  マネックス証券

l  松井証券

なお、NISAは、2024年から新制度に移行し、非課税投資枠はつみたて投資枠と成長投資枠に分類されます。年間の投資上限はつみたて投資枠が120万で成長投資枠が240万、非課税保有期間はどちらも無期限となる予定です。(2023年1月時点)

クレジットカード積立ができるか

カードのポイントを貯めたい人は、クレジットカード積立ができる証券会社を選びましょう。クレジットカード積立とは、クレジットカードを利用して投資信託などの商品を積立投資できるサービスのことです。

クレジットカード積立を利用すると、投資信託に対する毎月の自動積立と同時にクレジットカードのポイントが貯まります。

なお、証券会社とクレジットカードによってポイント還元率は異なります。例えばマネックス証券の場合、マネックスカードとの組み合わせでポイントが1.1%還元され、カードの年会費も1回使用すれば無料になります。

ただし、利用できるクレジットカードが限定されていることや、積立できる金額が月に最大5万円となっている点には注意しましょう。

【クレジットカード積立に対応している証券会社】

l  マネックス証券

l  SBI証券

l  楽天証券

l  auカブコム証券

少額投資ができるか

投資初心者や投資資金が少ない人は、少額投資できる証券会社を選びましょう。投資経験の少ない人が大きな金額で投資を始めた場合、相場の変動により損失を被る可能性があるためです。

元金がなくなってしまえば投資自体できなくなりかねません。そのため、投資初心者にはリスクを抑えた少額投資がおすすめです。加えて、少額投資には分散投資をしやすいといったメリットもあります。

多くの証券会社では、最低100円から投資が可能です。初めのうちは少額投資をしながら経験を積んでいきましょう。

【少額投資が可能な証券会社】

l  SBI証券

l  楽天証券

l  マネックス証券

l  松井証券

l  auカブコム証券

ツールの使いやすさ

銘柄の情報を比較検討する場合や、チャートでテクニカル分析する人は、取引ツールが使いやすい証券会社を選びましょう。

例えば楽天証券の「マーケットスピードⅡ」では、株価の騰落が一目で確認できるヒートマップがあるほか、一つの画面で分かりやすく表示できる機能があります。

また、マネックス証券の「銘柄スカウター」では、過去10年分のスクリーニングで成長銘柄の発見や、プロのアナリストの業績予想を参考にしたファンダメンタル分析ができます。

このように証券会社によってさまざまなツールがあるため、自身の投資スタイルに向いているツールがある証券会社を選ぶのもよいでしょう。

【各証券会社の主な専用ツール】

PC スマホ
楽天証券 マーケットスピードⅡ iSPEED
SBI証券 HYPER SBI 2 SBI証券 株 アプリ
マネックス証券 マネックストレーダー 銘柄スカウター
松井証券 ネットストック・ハイスピード 日本株アプリ
岡三オンライン 岡三ネットトレーダーweb2 岡三カブスマホ

投資サポートの充実度

投資初心者や投資の知識を深めたい人は、投資サポートの充実した証券会社を選びましょう。特に投資初心者にとっては、投資サポートが充実しているかどうかは重要なポイントです。

証券会社によっては、投資について学習できるよう動画コンテンツが用意されている証券会社や、定期的にセミナーを開催している証券会社があります。

【サポートが充実している証券会社】

楽天証券 楽天証券の公式ホームページでは、さまざまな投資商品が学べるコンテンツの配信や無料で学べるセミナーが開催されており、サポートが充実しています。トラブルの際も、「楽らくサポート」でZoomを用いてオペレーターと一緒に画面を見ながら困っていることを確認できるサービスもあり、安心です。
SBI証券 SBI証券は、公式ホームページで配信されている投資基礎講座が魅力です。投資商品ごとの特徴から各ツールの設定方法まで詳しく解説されており、注文方法や検索の仕方が一目で分かるように工夫されています。
松井証券 松井証券では、公式ホームページにサポート動画が用意されており、アプリの使い方や入金方法、注文方法などが分かります。また、松井証券ではリモートサポートを採用しており、オペレーターと顧客が同一のパソコンの画面を共有して説明するサービスを用意しています。

【タイプ別】向いている証券会社

証券会社はそれぞれに特徴があり、自身がどのように投資をしていきたいのかによって選び方が変わってきます。ここでは、タイプ別に向いている証券会社を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

なお、ここで挙げる証券会社は、あくまで一例です。実際に適している証券会社は、個人の投資方針によって変わることを予め認識しておきましょう。

「投資初心者」に向いている証券会社

投資初心者に向いている証券会社は、主に以下の3つが挙げられます。

l  SBI証券

l  楽天証券

l  LINE証券

SBI証券

SBI証券は、口座開設数840万を突破するネット証券の中で最も利用者が多い証券会社です。シェア率が高い証券会社は、操作や使い方で分からないことがあっても情報収集しやすいメリットがあります。

さまざまな投資商品が取り扱われているため、投資商品や投資方針が決まっていない人も後から証券会社を変更する必要がありません。手数料も比較的安く、ポイント投資もできます。

楽天証券

楽天証券のホームページは、初心者にとって見やすく設計されています。分かりやすい表示で感覚的に使えるため、初めて取引をする人に向いているといえるでしょう。

楽天ポイントを使った投資もできることから、自己資金を使って投資することに抵抗がある人でも始めやすくなっています。特に楽天経済圏を使っている人は、条件に応じてポイントが貯まるので活用しやすいでしょう。

さらに、投資情報が充実しており、日経新聞を無料で読めるのも初心者にとってうれしいポイントの一つです。学びながら投資をしていきたい人に向いている証券会社でしょう。

LINE証券

LINE証券はアプリが見やすく簡単で使いやすいため、スマホで手軽に投資を始めたい人に向いています。

また、LINEポイントを使って投資ができるので、ポイントが十分に貯まっている人は自己資金ゼロでも投資を始められます。口座開設キャンペーンを定期的に実施していることもあり、大きな投資資金を用意できない初心者でも取り組みやすい体制が整っているといえるでしょう。

「NISAを利用したい人」に向いている証券会社

NISAを利用したい人に向いている証券会社は、主に以下の3つが挙げられます。

l  SBI証券

l  楽天証券

l  SMBC日興証券

SBI証券

SBI証券は最低100円から投資信託を購入できるため、NISAを活用しながらコツコツと資産形成したい人に向いている証券会社です。また、三井住友カードのクレジットカードを使った積立投資にも対応しています。カードのグレードに応じて0.5%~5%のVポイントが貯まる仕組みです。

楽天証券

楽天証券では、楽天カードでの積立投資が可能です。決済額に応じて0.2~1%のポイントが還元されます。毎月コツコツと積み立てるだけで自然とポイントが貯まっていくため、NISAを活用したい人には向いているでしょう。

SMBC日興証券

ネット上での取引に不安がある人は、オンラインと対面どちらも選べるSMBC日興証券が向いています。

そもそもネット証券は手数料を抑えられる反面、自分自身で銘柄選びや情報収集をしなければならないというデメリットがあります。しかし、これから投資を始める人の中には、情報収集が苦手な人や、専門家と対面で相談しながら投資をする方が安心すると感じる人も多いでしょう。

対面での相談を受け付けている証券会社は手数料が高い傾向にありますが、その中でも比較的手数料が安いのがSMBC日興証券です。投資に慣れてきたら、ネット上で手続きができるダイレクトコースへの切り替えもできます。

また、SMBC日興証券では投資金額に応じてdポイントが貯まるため、貯まったポイントで株を購入することも可能です。

「米国株投資をしたい人」に向いている証券会社

米国株への投資をしたい人に向いている証券会社を3つ紹介します。

l  SBI証券

l  楽天証券

l  マネックス証券

SBI証券

SBI証券は、米国株の取扱本数が多く、6000銘柄以上を取り扱っています。また、他の証券会社では珍しい、米国株式・ETFの定期買付サービスがあるのも特徴です。

定期買付サービスを利用すれば、毎月決まった曜日や日にちに商品を購入できるため、手間なく投資を続けられます。米国株を購入する際に重要となる為替手数料も1ドル4銭と最安クラスです。

楽天証券

楽天証券も米国株のラインナップが豊富です。通常、米ドルへの為替手数料は25銭ですが、キャンペーンを活用すれば安くなる場合があります。

また、楽天証券はアプリやホームページが見やすく分かりやすいため、初めて米国株やETFを購入する際も操作に迷うことは少ないといえるでしょう。楽天ポイントで米国株を購入することも可能です。

マネックス証券

マネックス証券は、5000銘柄を超える豊富なラインナップが魅力の証券会社です。また、通常25銭程度かかる米国為替買付手数料が無料となっています。

取引手数料のキャッシュバックを受けられるキャンペーンや、特定銘柄の買付手数料が無料となるキャンペーンなど、米国株関連のキャンペーンが充実しているのも特徴です。

また「TradeStation」という米国株のチャート分析や、注文に役立つアプリなども用意されています。

「IPO投資をしたい人」に向いている証券会社

IPO投資とは、新しく上場する企業に対して投資することを指します。IPO株を上場前に購入し、上場後に売却することによって大きな利益を得られる可能性があるため、個人投資家に人気の投資方法です。

IPO投資をしたい人に向いている証券会社は、以下の3つです。

l  SBI証券

l  野村証券

l  楽天証券

SBI証券

IPO銘柄の取扱数で証券業界トップに位置しているのがSBI証券です。取扱数が多い分、購入できるチャンスも多くなると考えられます。

また「IPOチャレンジポイント」と呼ばれるサービスがあるのもSBI証券の特徴です。IPOチャレンジポイントとは、抽選に外れると貯まっていくIPOチャレンジポイントを利用することで、次回以降の抽選に当選しやすくなるサービスのことです。当選した後にキャンセルしてもペナルティはないため、積極的に活用しましょう。

野村証券

野村証券は、主幹事数が比較的多い証券会社です。主幹事とは、IPO全体のスケジュール管理や価格決定などの中心的な役割を担う証券会社のことです。主幹事になった証券会社は、IPO銘柄の株式を多く割り当てられるため、主幹事の証券会社でIPOに申し込むと当選確率が高まると考えられます。

また、IPO銘柄の購入資金を前もって準備しておかなくても抽選に参加できるのも特徴です。多くの資金が用意できない場合でも、複数の銘柄に申し込むことで当選確率を高められます。

楽天証券

楽天証券のIPOは、完全な平等抽選です。預貯金額や過去の取引額による優遇制度はありません。全ての人が同じ条件で抽選されるため、投資経験が少ない人でも比較的当選しやすい仕組みになっています。これからIPO投資を初めていきたいと思う人に向いている証券会社です。

証券会社を選ぶ際によくある質問

ここでは、証券会社選びに関するよくある質問をまとめました。

Q.ネット証券と総合証券にはどのような違いがある?

ネット証券と総合証券の主な違いは、手数料とサポート体制にあります。

ネット証券は総合証券と比べて手数料抑えられる反面、口座開設から実際の取引まで、全ての手続きを自分自身で行わなければなりません。電話やチャットなどによる簡易的なサポートはありますが、基本的にサポートは手薄と考えておいた方がよいでしょう。

そのため、ある程度投資に慣れている人や、手続きにつまずいたときに自分で調べて解決できる人に向いています。

一方、総合証券は、対面での取引がメインです。全国各地にある店舗や支社の営業担当者から一対一で手厚いサポートを受けられます。

投資に関するさまざまなアドバイスを受けられるため、投資初心者に向いているといえるでしょう。ただし、その分ネット証券と比べると手数料は割高になります。また、取引の度に営業担当者に連絡する必要があるため、自由に取引しづらいといったデメリットもあるでしょう。

ネット証券と総合証券どちらにするか迷った際は、自分自身の投資経験や取引スタイルを考慮した上で決めるとよいでしょう。

Q.証券口座は複数開設できる?

証券会社を変えれば、証券口座を複数開設することは可能です。ただし、同じ証券会社で同じ種類の口座を複数作ることはできません。

また、NISAやiDeCoの口座は、金融機関に関係なく一人一つまでしか開設できないため注意しましょう。金融機関の変更は可能ですが、さまざまな書類を再提出する必要があります。手続きが煩雑になる可能性があるため、NISAやiDeCoの口座を開設する証券会社は慎重に選びましょう。

Q.単元未満株(ミニ株)とはどのような投資方法?

単元未満株(ミニ株)とは、1単元に満たない数で購入できる株式のことです。通常は1単元=100株単位で株式を購入することになりますが、単元未満株(ミニ株)であれば1株や10株といった単位で購入できます。少ない元手でも株式を購入できるため、リスクを抑えて少額で投資を始めたい人に向いている投資方法です。

単元未満株を購入できる主なサービスは、以下の通りです。

  • SBI証券:S株
  • auカブコム証券:プチ株
  • マネックス証券:ワン株
  • LINE証券:いちかぶ

Q.ポイント投資とはどのような投資方法?

ポイント投資とは、買い物やサービスの利用で貯まった手持ちのポイントと株や投資信託などの金融商品を交換できるサービスのことです。現金を使うことなく投資できるため、初心者も気軽に始められます。なお、運用で得た利益は現金で受け取れます。

ポイント投資ができる主な証券会社は以下の通りです。

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券
  • マネックス証券

証券会社以外の投資の選択肢

いわゆる証券会社以外での投資の選択肢も以下に紹介します。

ロボアドバイザーを活用した投資

人工知能を活用した投資のサービスとしてロボアドバイザーがあります。ロボアドバイザーは「投資一任型」と「アドバイス型」の2種類があります。

特に「投資一任型」は個人のリスク許容度にあわせて自動で投資をしたり資産のリバランスをしてくれるサービスが多く、投資にあたって時間や勉強・情報収集の手間をかけたくない人にとっては一考の価値があります。詳細は以下の記事を確認ください。


投資の専門家IFAによるアドバイス

IFAとは、証券会社や銀行などの金融機関に属さずに、資産運用のアドバイスを個人向けに行う専門家「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことを指します。特定の金融機関に所属するわけではないため、中立的に顧客の資産相談を受けられるのが大きな特徴です。

詳細を知りたい方は以下の記事を参照ください。

小口からできる不動産投資 J-REIT(Jリート)

REITとは、オフィスビルや商業施設、マンションなど、さまざまな不動産を投資対象とし、賃貸収入や売買益を投資家に分配する金融商品のことです。不動産を証券化することによって少額から投資ができることになります。株式や投資信託などと同様に値動きは大きいものもありますが、定期的に分配金が出たりインフレに強いなどの特徴があります。大きな元本をかけたり不動産ローンを組んだりすることなく不動産投資を進めたい人にとっては検討に値する選択肢でしょう。

詳細は以下の記事を確認ください。

投資サービス全般について

また投資全般についての基本的な考え方について知りたい人は以下の記事を参照ください。

まとめ

証券会社によって、取り扱う銘柄や手数料などは異なります。自身に合った証券会社を選ぶためには、どのような目的で口座を開設するのかを明確にし、取扱商品数の多さやサポートの充実度など、優先したいポイントを絞ることが大切です。

 

この記事で紹介した証券会社の選び方や、おすすめの証券会社の情報を参考にして、投資をスタートしてみましょう。





オカネノホンネ編集部

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難しいお金の話を、ファイナンシャルプランナー技能士や保険・金融商品の専門家が忖度なし「ホンネ」でわかりやすく伝えます。

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