収入保障保険・終身保険どっちがいい?生命保険に加入する際はよく検討しよう!

保険全般

保険商品は、万が一の事態に対する備えとして数多くの種類が存在します。しかし、あまりにも多くの選択肢があるため、それぞれの違いや詳細についてはよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、収入保障保険と終身保険に焦点を当てて、それぞれの概要や違いについて解説します。また、それぞれの保険に対してどのような人が向いているのかについても解説しますので、これから生命保険への加入を検討する方はぜひ参考にしてください。

収入保障保険と終身保険のそれぞれの概要

ここでは、収入保障保険と終身保険のそれぞれの概要について解説します。

収入保障保険

収入保障保険とは、被保険者が死亡または高度機能障害の状態になった際に、一定額の保険金が年金形式で毎月支払われる保険のことです。選択するプランによっては、一時金を一括で受け取る場合もあります。保険期間が満了するまで保険金の支払いが続きますが、満了に近づくにつれて支払額が少なくなることが特徴です。

加えて収入保障保険は、支払保証期間が定められていることも特徴として挙げられます。支払保証期間とは、保険期間の満了が近い時期に保険金受取事由が発生した場合、保険期間満了以降も保険金を受け取れる期間のことです。

仮に保険期間が65歳までの収入保障保険に加入しているAさんが64歳で死亡した場合、支払保証期間が2年の収入保障保険に加入していれば、65歳を過ぎても1年間は保険金を受け取れます。

収入保障保険について詳しく知りたい人は、ぜひ以下を参照してください。

終身保険

終身保険は、死亡や高度機能障害に対する保障が一生涯続く保険です。保険会社にもよりますが、保険料の払込を一生涯行うタイプや50歳や70歳までといった一定年齢、または契約から10年・20年など一定期間まで払い込むタイプから選べます。

また、契約内容は解約時期によるものの、終身保険は途中で解約しても解約返戻金を受け取れます。解約返戻金とは、生命保険を解約した際に戻ってくるお金のことです。解約返戻金は、解約時期によって払い込んだ金額よりも金額が大きくなる場合があります。そのため、終身保険は貯蓄性が保険といえます。

一方で、収入保障保険の保険料は割安な傾向があり、解約しても解約返戻金が全くないか、戻ってきてもわずかなケースが多いです。

終身保険について詳しく知りたい人は、ぜひ以下を参照してください。

収入保障保険と終身保険の違い

収入保障保険と終身保険の違いは、それぞれの特徴にあります。ここでは、収入保障保険と終身保険の違いについてそれぞれの特徴を整理しながら解説します。

収入保障保険の特徴

収入保障保険の主な特徴は、以下の通りです。

  • 保険金の受取方法を年金か一時金で選択できる。
  • 支払保証期間が設定できる

保険金の受取方法を年金か一時金で選択できる

収入保障保険では保険金の受取方法を選択でき、一時金形式の場合は万が一の事態が起こった際に、まとまった金額が、年金形式を選んだ場合は一定金額の金額が毎月支給されます。

支払保証期間が設定できる

収入保障保険の最低支払保証期間とは、保険金の支払い条件を満たした際に、保険金を受け取れる最低限の期間を保証するものです。

例えば保険期間満了まで残り1年という段階で被保険者が亡くなった場合は、保険受取期間がわずか1年となってしまいます。もし最低支払保証期間を5年としていた場合は、保険期間満了までの1年間ではなく死亡時から5年間の保険金受取が可能です。

終身保険の特徴

終身保険の主な特徴は、以下の通りです。

  • 保障が一生涯続く
  • 貯蓄性がある
  • 払込期間の設定ができる

保障が一生涯続く

終身保険では定期保険とは異なり、解約しない限りは被保険者が死亡するまで保障が続きます。そのため、契約の更新や保険料の値上げなどがないことが特徴です。一方で、累計の支払保険料は、定期保険よりも高くなる可能性があることに注意しましょう。

貯蓄性がある

契約内容や解約時期次第ではありますが、終身保険では解約時に解約返戻金があります。そのため、払い込んだ保険料が一切返ってこない収入保障保険が掛け捨て型といわれるのに対し、終身保険は貯蓄性があるとされています。

払込期間の設定ができる

終身保険では、保険料の払込を一生涯続けるか(終身払込)、一定の年齢を迎えるまで払い込む(有期払込)かの選択ができます。例えば、有期払込の期限を定年退職や子どもの独立に合わせるなど、ライフプランに応じた計画が立てやすい保険といえるでしょう。

払込期間について詳しく知りたい方は、以下を参考にしてください。

収入保障保険と終身保険それぞれに向いている人

ここでは、収入保障保険と終身保険は、それぞれどのような人に向いているのかについて解説します。

収入保障保険への加入に向いている人

収入保障保険の加入に適しているのは、主にフリーランスなどの自営業の方、まだ幼いお子様を持つ方などです。自営業の方は厚生年金に加入していないため、遺族年金が少ないケースが多いです。そのため、公的な保障で不足する部分について収入保障保険で補うことは合理的な選択肢といえます。

また、子どもの独立や定年退職といった数十年先のライフイベントに向けて長期の契約が可能なため、幼い子どもを持つ方にも収入保障保険は選択肢の一つになるでしょう。

終身保険への加入に向いている人

老後の生活が心配な方には、終身保険の加入を検討した方がよいといえるでしょう。近年は平均寿命が延びたことにより、老後の生活資金に不安を抱えることが多くなっています。老後資金を確保する際は、一生涯保障が続き、かつ貯蓄性のある終身保険が一つの選択肢になるでしょう。

また、終身保険は、計画的な貯蓄が苦手な方にも向いています。終身保険は一度契約すると毎月保険料の支払いが発生しますが、貯蓄性があるため、保険料の一部を強制的に積み立てている形となります。そのため、ついつい貯蓄に手をつけてしまうという方でも、終身保険を通して将来のライフイベントに向けた計画的な貯蓄が可能になるでしょう。

収入保障保険とその他生命保険に関するよくある質問

ここでは、収入保障保険とその他生命保険についてよくある質問を紹介します。

Q.収入保障保険と定期保険はどう違う?

収入保障保険は、長期的なライフプランに合わせた保障を前提に設計されていることが定期保険との違いです。定期保険は5年や10年といった期間で契約を区切ることが一般的であり、長期間の保障を希望する場合は契約更新が前提となります。

一方で、収入保障保険では、定年退職や子どもの独立といった数十年先のライフイベントに向けて長期的な目線でリスクに備えること可能です。

定期保険の詳細について知りたい方は、以下を参照してください。

Q.収入保障保険と所得補償保険はどう違う?

収入保障保険と似たタイプの保険に所得補償保険があります。所得補償保険は、被保険者が病気や怪我によって就労不能の状態になったときに備える保険です。収入保障保険は、被保険者が死亡、あるいは高度機能障害に陥った場合に備えるものであるため、所得補償保険は一時的なリスクに備えるという点で違いがあります。

まとめ

収入保障保険や終身保険は、万が一の事態に陥った際の備えです。しかし、それぞれの保険にはメリットやデメリットがあり、加入する際にはどのような人に向いているのかを把握する必要があります。また、保険商品の種類が多く、自分に適したものを選択するには比較検討することが重要です。

本記事を通して、収入保障保険や終身保険への知識を深め、自分に合った保険を見つけてみてください。





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オカネノホンネ編集部

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