収入保障保険と逓減定期保険の違いとは?それぞれを選ぶ際の注意点について紹介!

保険全般

万が一があった場合のことを考えると、家族の生活などが不安になるでしょう。収入保障保険や逓減定期保険は、自身が死亡した場合に残された家族の生活を保障してくれる保険です。

しかし、収入保障保険と逓減定期保険はいずれも残された家族の生活を保障してくれるものの、異なる特徴があります。本記事では収入保障保険と逓減定期保険の違いと、それぞれを選ぶ際の注意点について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

収入保障でもと逓減定期保険の違に

収入保障保険 逓減定期保険
補償内容 被保険者が死亡または高度障害状態になったときに保険金を受け取る 被保険者が死亡または高度障害状態になったときに保険金を受け取る
保険金の受け取り方 一括受け取り
毎月一定額受け取り
(一括受け取りもできるが、受け取れる額は減少する)
一括受け取り
解約返戻金 基本なし(保険会社による) 基本なし(保険会社による)
保険金額 受け取れる保険金額が「毎月」減っていく 受け取れる保険金額が「毎年」減っていく
最低保証期間 あり あり
保険金にかかる税金 毎月受け取る場合、初年度は相続税、次年度からは所得税がかかる
一括受け取りの場合、相続税がかかる
一括受け取りのため、相続税がかかる

収入保障保険について詳しく知りたい人は、以下を参照してください。

違い1:保険金の減少ペース

収入保障保険と逓減定期保険はいずれも保険金額が減少する保険ですが、減少するペースが異なります。具体的には、収入保障保険は「毎月」減少するのに対し、逓減定期保険は「毎年」減少するのが一般的です。数十年単位のグラフで見ると、収入保障保険は直線状に減少し、逓減定期保険は階段状に減少します。

どちらがよいかは人によって異なるため一概にはいえませんが、同じ条件下で加入した場合、収入保障保険の方が保険料が多少割安である傾向があるようです。これは減少するペースが収入保障保険よりも緩やかであることが理由の一つとして考えられます。ただしその分、収入保障保険の保険金は、目減りしていると感じるかもしれません。

違い2:保険金の受け取り方

収入保障保険と逓減定期保険は、保険金の受け取り方も異なります。基本的に逓減定期保険の保険金の受け取り方は、一括受け取りです。一方で、収入保障保険は一括受け取りだけでなく、毎月一定額を受け取れる年金形式も用意されているケースもあります。

保険金の受け取り方によって使用用途や税金の種類が異なるため、契約前に確認するようにしましょう。

違い3:保険金にかかる税金

収入保障保険と逓減定期保険は、保険金にかかる税金が一部異なります。逓減定期保険の保険金は一括での受け取りが基本であるため、保険金に相続税がかかります。収入保障保険も一括で受け取る場合は逓減定期保険と同様ですが、毎月一定額受け取る場合は、初年度のみ相続税がかかり、翌年からは所得税がかかります。

収入保障保険と逓減定期保険どちらかを選ぶ際の注意点

収入保障保険と逓減定期保険には、どちらも加入を検討する際の注意点があります。ここでは、保険を選ぶ際に気を付けるポイントを紹介します。

収入保障保険に加入する場合の注意点

収入保障保険は掛け捨て型の保険であるため、解約したときにお金が戻ってきません。また、受け取れる保険金が毎月減っていくため、加入する時期はライフプランを含めてしっかり吟味する必要があるでしょう。

また、保険金の受け取り方として少しずつ支給される年金形式を選ぶ場合は、葬儀費用をはじめとした死亡整理金や学費など、まとまった経済的負担が発生する場合の備えとしては向いていないでしょう。

逓減定期保険に加入する場合の注意点

逓減定期保険も同様に、掛け捨て型の保険であるため、解約したときにお金が戻ってきません。加えて、保険金の受け取り方が選べない点も注意点として挙げられるでしょう。自身のライフプランに沿って受け取り方を変更したい人や、解約をした場合の返戻金が欲しい人にとっては、向いていない可能性があります。

まとめ

収入保障保険と逓減定期保険は保障内容や保険の目的などが似ている商品ではあるものの、保険金が減少するペースや保険金の受け取り方が異なります。いずれも保険期間中に受け取れる保険金が減りますが、収入保障保険は毎月、逓減定期保険は毎年減っていきます。

また、保険金の受け取り方によってかかる税金が異なる点も覚えておきましょう。収入保障保険で毎月受け取る方式を採用した場合では、初年度のみ相続税がかかり、翌年からは所得税がかかります。一括受け取りの場合は、収入保障保険・逓減定期保険ともに相続税の対象です。

特徴の違いはありますが、どちらも残された家族の生活を保障してくれる心強い保険です。収入保障保険・逓減定期保険だけでなく、さまざまな保険に対して理解を深めた上でライフプランを考慮し、万が一に備えられるよう貯蓄や資産運用を含めて将来に備えましょう。





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オカネノホンネ編集部

オカネノホンネ編集部

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