保険料払込免除/ほけんりょうはらいこみめんじょ
『保険料払込免除』とは、病気やケガで所定の状態になったときに保険料が免除される制度です。保険料の免除後も、保険契約は継続します。
保険料払込免除になるケースとは
死亡保険や終身保険では、所定の状態になると保険料の払込が免除になる制度(保険料払込免除)があります。免除になる条件は、生命保険会社や商品によって異なりますが、ひとつの基準となるのが「高度障害」です。
生命保険会社ごとに細かな違いはありますが、おおむね以下の状態になると高度障害とされます。
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契約している生命保険に保険料払込免除制度があるかどうかは、約款や契約のしおりで確認してください。
子どもが被保険者の生命保険
学資保険など、被保険者が子どもで、契約者と保険料の支払が保護者の生命保険の場合には、契約者である保護者が所定の状態になると、保険料払込免除の対象になることがあります。
保険料払込免除特約
最近では、特定の状態になったときに保険料払込免除が受けられる特約(保険料払込免除特約)が販売されています。
特約で保険料免除になる主な例は以下の通りです。
- がんになったとき
- 3大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)になったとき
- 所定の要介護状態になったとき
- 就労不能になったとき
保険料払込免除特約のメリットは、治療にお金がかかるタイミングで、保障を継続したまま保険料の負担をなくせることです。デメリットは、特約を付加することで保険料が高くなる点があります。また特約の種類によっては、途中で解約できるものもありますが、保険料払込免除特約は途中で解約できません。