健康保険の限度額適用認定証をもつことで、同一の病院や薬局の窓口で高額療養費制度によって定められた上限金額を超える医療費を立て替えずにすみます。
日本においては、公的な医療保険制度としての高額療養費制度があり、世帯の所得に応じて医療費の負担額の上限額が定められ、自己負担金額が一定内におさまるようになっています。
ただし、限度額を超える場合も窓口では一旦自分が負担をし、後日払い戻しをされる仕組みとなっています。限度額適用認定証をもつことで窓口での負担が自己負担の限度額におさまります。
限度額適用認定証を取得するには、事前に健康保険組合に申請しすることで、所得区分を認定し限度額適用認定証が交付されます。
医療費が高額になりそうな際には活用してみましょう。
またオンラインでの資格確認を導入している医療機関等では、限度額適用認定証がなくても、保険証またはマイナンバーカードのみで、窓口での支払いを自己負担限度額までとすることができますので、受診する医療機関に確認してみましょう。
オカネノホンネ内の限度額適用認定証に関する記事は以下を参照ください。
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