30代におすすめの医療保険6選|男女別や独身・既婚別にわかりやすく解説

医療保険

結婚や出産、住宅購入など、人生の転機となるライフイベントが多い30代。万が一病気やけがをした場合に備えて医療保険に加入したいと考えている人もいるでしょう。しかし、医療保険には多くの種類・商品・特約があるため、どの保険を選べばよいか迷うのではないでしょうか。

30代の人が医療保険の加入を検討する場合、家族構成や年齢に合わせて最適な商品を選ぶのが重要です。

この記事では、30代の人が医療保険に加入する必要性の有無や、実際に医療保険を選ぶ際のポイント、おすすめの医療保険などを解説します。

目次

30代に医療保険の加入の必要性

まずは結婚や出産の平均年齢や医療保険への加入率などのデータを元に、30代で医療保険に入る必要があるのかについて解説します。

30代に医療保険は必要ない?

30代は結婚や出産、住宅購入などのライフイベントが多い世代です。2019年度の内閣府のデータ によると、平均初婚年齢は男女ともに30歳前後であり、第1子から第3子までの平均出生年齢も全て30代という結果が出ています。 住宅購入に関しても「30代が最も盛んである」ことが総務省統計局の調査からもわかります。

また、生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、30代における生命保険の世帯加入率(全生保)は、男女ともに90%前後の割合です。一方で20代以下は約70%という結果が出ています。

30代は 家族が増えたり住宅ローンを組んだりと、ライフイベントが多くなる世代であるため、万が一の事態に備えて医療保険への加入を考える人が多い世代であるといえるでしょう。

また、30代はがんのリスクも高くなり始める世代です。国立研究開発法人国立がん研究センター「小児・AYA世代のがん羅患率」によると、がんにかかる確率は20代までと比べて倍以上高くなってい ます。 特に乳がんや子宮頸がんなどの女性特有のがんは若年化が進んでおり、30代で発症する人も一定数い ます。

このように、病気やけが、がんなどを発症する確率が高くなり始める30代は、経済的なリスクに備えるために医療保険への加入が役立つでしょう。ただし、公的保険や貯蓄などでカバーできる場合もあるため、保険で備える必要があるかどうかは人それぞれです。

30代で病気やけがによる入院が必要になる割合

厚生労働省「平成29年(2017)患者調査の概況」によると、30代は人口10万人に対して男女合わせて約580人が入院 していました。30代の入院率はさほど高くないですが、「まれなケース」とは言い切れないでしょう。

30代で入院した際にかかる費用

生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、入院した際に、公的医療保険制度 や高額療養費制度 で給付される分を除いた自己負担額の平均は20.8万円 です。

ただし、入院日数が長くなるほど自己負担額は高くなります。61日以上の入院における自己負担額の平均は60.9万円 です。

【疾病別】治療を受ける際に必要な医療費

治療を受ける場合にかかる医療費は、病気の種類によって異なります。生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、病気ごとの医療費は、下記の表のとおりです。

疾病分類 主な傷病名 1日あたり診療費(国民健康保険利用者の場合)
感染症及び寄生虫症 結核

ウイルス性肝炎

41,715円
新生物<腫瘍> 悪性新生物(がん)

上皮内新生物

63,283円
精神及び行動の障害 統合失調症

アルツハイマー型認知症

14,157円
循環器系の疾患 心筋梗塞

脳卒中

60,395円
消化器系の疾患 ヘルニア

胆石症

 

49,606円

疾病別の医療費に関してもっと詳しく知りたい方は以下を参照ください。

30代で医療保険や医療特約を利用している人の割合

生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、民間の生命保険会社で医療保険や生命保険の医療特約に加入している20代・30代の割合は、下記の表のとおりです。

男性 女性
20代 18.5% 20.3%
30代 38.9% 33.2%

上記の表から男女ともに20代の加入率よりも30代の加入率の方が高いことがわかります。医療保険は年齢が上がるにつて保険料が上がるため、加入するのであれば若いうちから加入したほうが経済的にお得という考え方があります。一方で、医療保険は各社の開発競争も激しく、変化する医療技術、治療のトレンドにあわせた保険のサービスが年々開発されており、より時代にあったサービスという観点では、あせって加入する必要はないという考え方もあります。

また、医療保険だけでなく、貯蓄や投資などの資産形成によって、病気やけがの治療費を自身で準備する方法もあり ます。

節約や投資による貯蓄・資産形成に興味がある人は以下の記事を参照ください。

30代が医療保険を選ぶ際にチェックすべきポイント

なんとなく医療保険に加入してしまうと、必要な保障が含まれていなかったり、割高な保険料を支払ったりする可能性があります。ここでは、30代の人が医療保険を選ぶときに押さえたいポイントを解説します。

ポイント①医療保険の種類

医療保険には、大きく分けて「掛け捨て型」と「貯蓄型」の2種類があります。「掛け捨て型」は、支払った保険料が返ってこないタイプの保険です。一方、「貯蓄型」は保障機能と貯蓄機能の両方を備えています。下記の表は、それぞれのメリットやデメリットをまとめたものです。

メリット デメリット
掛け捨て型 貯蓄型保険と比べて割安でも大きな保障が準備できる 保険が満期を迎えたときや、解約したときに受け取れるお金はゼロ、もしくはほとんどない
貯蓄型 保険に加入すれば、ライフイベントに合わせて自動的に貯蓄ができる l  掛け捨て型保険と比べて保険料が高くなりやすい

 

また、保険期間にも「終身」と「定期」の2種類があります。「終身」は一生涯保障が続くタイプです。「定期」タイプでは、10年や20年といった一定期間のみ保障されます。それぞれのメリットやデメリットは下記の表の通りです。

メリット デメリット
終身 一生涯、保障内容や保険料が変わらずに加入し続けられる 定期タイプと比べて保険料が高くなる
定期 終身タイプと比べて保険料が安く、大きな保障を準備しやすい 更新がある場合は、更新時に保険料が高くなったり、高齢になると継続ができなかったりする可能性がある

医療保険の種類についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事を参照ください。

ポイント②月々の保険料

毎月の保険料がどれくらいになるのかは、医療保険を選ぶ上で重要なポイントです。生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、30代の男性が支払っている毎月の保険料の平均は約1万9,000円です。女性の場合は約1万2,000円 となっています。

しかし、これらはあくまで平均的な数値であり、保険料が高いほど保障内容がよいとは限りません。平均的な保険料よりも安く加入できる商品もあるため、無理なく支払える範囲の医療保険を選ぶのがおすすめです。

医療保険でいくら必要なのか詳しく知りたい人は以下の記事を参照ください。

ポイント③女性疾病特約やがん入院特約に対する保障

構成労働者「令和2年(2020) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、30代の男女の死因として、多くを占めているのは「がん」 です。また、重篤な女性疾病とされる乳がんや子宮頸がんなどは、30代から増加し始めます 。

30代が医療保険を準備する場合は、女性疾病やがんに対する保障の手厚さかを確認しておいたほうがよいでしょう。

女性向け医療保険についてもっと知りたい人は以下の記事を参照ください。

【家族構成別】30代が医療保険で備えるべきリスクとその必要性

同じ30代でも、家族構成によって備えるべきリスクは変わります。特に支出が多くなりやすい子どもがいる家庭は、医療保険に加入する必要性が高いといえるでしょう。ここでは、30代が備えるべきリスクについて家族構成別に解説します。

独身の30代が医療保険で備えるリスクとその必要性

独身の30代で特に、養うべき家族がいない状態の場合、あくまで自分自身を守るための保障だけあれば問題ないと言えるでしょう。具体的には病気やけがをすると働けず、生活に必要な収入が得られなくなるリスクがあります。

生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、実際に直近5年間で入院した30代のうち、2割以上が入院によって逸失収入(失われた収入)が生じてい ます。

医療保険は、生活習慣病をはじめとする病気やけがの治療費に幅広く備えられるほか、手厚い保障内容であれば収入の補填としても役立ちます。特に「貯金が苦手で、もしものときに数十万円の費用をすぐに捻出するのが難しい」という状態なら、医療保険に加入しておくと安心かもしれません。

既婚の30代が医療保険で備えるリスクとその必要性

30代は住宅購入や出産など、大きなライフイベントを迎えることが多い時期です。その分出費もかさみやすくなっています。夫婦の片方が病気やけがで入院した場合、共働きであれば、家計へのダメージは比較的少なく済むでしょう。

片働きの場合は、家計への影響が大きくなる可能性があります。収入が減るだけではなく、医療費の負担もあるため、家計は苦しくなるでしょう。

医療保険を用意していれば、少なくとも治療費は賄えるため、家計へのダメージを減らせます。

子どもがいる30代が医療保険で備えるリスクとその必要性

子どもがいる場合には、養育費や教育費が必要となります。万が一入院をして収入が減った場合に、全て貯蓄から拠出するとなると家計が苦しくなるでしょう。貯蓄がない場合はなおさらです。

また、家や車などのローン返済に支障をきたす可能性もあります。状況によっては生活水準を落としたり、子どもの進学を諦めたりしなければならないケースも出てくるかもしれません。加えて、家事や育児を担当する人が入院した場合には、家事や育児の代行サービスの利用をせまられる可能性もあります。

子どもがいる30代が医療保険に加入する場合には、万が一入院したときにどのくらいの支出が発生するのかを遺失収入も含めて総合的に考えた上で検討する必要があります。

子どもの教育費がどの程度かかるかなどもっと知りたい際は以下の記事を参照ください。

年齢・世帯構成に関係なく医療保険の必要性が高い人

会社員に比べて社会保険制度による保障が手薄な自営業やフリーランスで働かれている人、公的な制度に不安を感じている人は、医療保険の必要性が比較的高いといえます。。

自営業(フリーランス)の人

会社員が加入する社会保険には、、病気やケガで4日以上仕事に就けなかった場合に最大1年6ヵ月分支給される「傷病手当金」や「出産育児一時金」といった制度が用意されています。

しかし、自営業者(フリーランス)が加入する国民健康保険には、「傷病手当金」や「出産育児一時金」のような制度はありません。そのため、入院や出産によって仕事ができない際には、貯蓄や保険でカバーする必要があります。

社会保障制度・公的医療制度に不安を感じる人

日本は「国民皆保険」制度を通して、世界最高レベルの保険医療水準を実現しています。

入院した場合に個人が自己負担する金額は、実際にかかった医療費の1~3割です。加えて、ひと月の間にかかった医療費が一定額を超えた場合には高額療養費制度が適用されます。そのため、治療費を支払えず、適切な医療が受けられないという事態に陥ることは少ないでしょう。

しかし、高齢化に伴い社会保障関連の給付が増えているため、現行の制度における給付基準が今後も維持できるかは不透明です。ここ数十年をみても自己負担割合は増加傾向にあります。実際に、後期高齢者医療制度における75歳以上の窓口での自己負担額は一定以上の所得がある人については2022年10月から引き上げられます。

公的医療制度やその負担の変遷についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事を参照ください。

現行の社会保障制度や公的医療保険制度に不安がある人は、貯蓄や資産形成でカバーするか、民間の医療保険に加入することをおすすめします。

30代独身男性におすすめの医療保険

ここでは、数ある医療保険の中で、特に30代の独身男性におすすめの医療保険を紹介します。

オリックス生命|医療保険CURE Next [キュア・ネクスト]

オリックス生命の「医療保険CURE Next [キュア・ネクスト]」は、病気やけがで入院や手術、先進医療を受けた場合の費用をカバーできる医療保険です。保障期間は終身で、保険料が一生涯上がりません。

また、がんを含む七大生活習慣病に対しては特に保障が手厚くなってい ます。30代から罹患率が高くなるがん で入院した場合でも、入院給付金が日数無制限で支払われる ため安心です。

オリックス生命

医療保険 CURE Next[キュア/]の商品情報

 医療保険 CURE Next[キュア/]の商品情報

公式サイトで詳細を見る

月々保険料 入院保険金 5000円給付の時男性25歳1,311円女性25歳1,558円
男性30歳1,531円女性30歳1,683円
男性35歳1,807円女性35歳1,807円
男性40歳2,166円女性40歳2,000円
男性50歳3,165円女性50歳2,697円
男性60歳4,588円女性60歳3,801円
月々保険料 入院保険金 1万円給付の時男性25歳2,346円女性25歳2,873円
男性30歳2,741円女性30歳3,098円
男性35歳3,247円女性35歳3,317円
男性40歳3,906円女性40歳3,665円
男性50歳5,745円女性50歳4,967円
男性60歳8,408円女性60歳7,091円
1入院の支払限度日数(約款所定の七大生活習慣病以外の場合)1入院60日
1入院の支払限度日数(約款所定の三大疾病の場合)無制限
先進医療給付金先進医療にかかる技術料と同額(通算2,000万円限度)
先進医療一時金先進医療給付金の10%相当額(1回の療養につき50万円限度)
加入年齢0歳~80歳
保険期間終身
保険料払込期間終身
保険料払込方法口座振替・クレジットカード払い
保険料払込回数月払・半年払・年払
申込方法オンライン、資料請求、対面販売
入院給付金の設定可能額5,000~10,000円
手術給付金の設定可能額2.5万~20万円
特定疾病無制限特約なし
三大疾病一時金特約がん:診断確定, 心疾患:1日以上の入院, 脳血管疾患:1日以上の入院
払込免除特約がん:診断確定(2022年4月の改訂で上皮内新生物も含む事に), 心疾患:手術・60日以上の就業不能, 脳血管疾患:手術・60日以上継続する神経学的後遺症
特定疾病の認定範囲がん:全般(上皮内新生物を含む), 心疾患(2022年4月の改訂で対象拡大)、 脳血管疾患(2022年4月の改訂で対象拡大)
特定疾病特約重度三疾病一時金特約, がん通院特約, がん一時金特約
女性疾病特約入院給付金上乗せ
特約・特則通院治療支援特約, 入院一時金特約、終身医療特約(死亡したとき「死亡保険金」をお支払)
保険のタイプ掛け捨て型
キャッシュバックなし
解約返戻金なし
付帯サービス24時間電話健康相談サービス, セカンドオピニオンサービス, 糖尿病専門サポートサービス, 介護・認知症サポートサービス, 重症化・再発予防カウンセリングサービス
パンフレットURLhttps://hoken.hankyu-hanshin.co.jp/download/orixlife-iryo.pdf

アクサ生命|アクサの一生保障の医療保険 スマート・ケア

アクサ生命の「アクサの一生保障の医療保険 スマート・ケア」は、短期間の入院であっても一時金が受け取れる医療保険 です。保障は一生涯、一時金は通算50回まで受け取れます。退院時や外来で手術を受けたときには「通院支援一時金」が回数無制限で給付されるプランもあります。

また、がんや急性心筋梗塞、脳卒中で所定の状態になった場合には、その後の保険料の払込みが不要となる「保険料免除」という仕組みがあります。そのため、万が一重病と診断されても、保険料の負担を気にせず治療に専念できるのが大きな特徴 です。

30代独身女性におすすめの医療保険

ここでは、30代の独身女性におすすめの医療保険を紹介します。

アクサダイレクト生命|アクサダイレクトの終身医療

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトの終身医療」は、乳がんや子宮筋腫のような女性特有の病気を含む、病気やけがを幅広く保障する医療保険 です。保障期間は一生涯で、払込期間は60歳満了・65歳満了・終身の3つから選べます。WEBで申し込み手続きが完了する のも特徴です。

入院を伴わない手術に対応しているため、軽微な治療の場合にも保障される可能性があり ます。お手ごろな保険料 で幅広く病気やけがに備えたい30代女性におすすめの医療保険です。

アクサダイレクト生命

アクサダイレクトの終身医療の商品情報

 アクサダイレクトの終身医療の商品情報

公式サイトで詳細を見る

月々保険料 入院保険金 5000円給付の時男性25歳1,125円女性25歳1,180円
男性30歳1,275円女性30歳1,275円
男性35歳1,450円女性35歳1,380円
男性40歳1,680円女性40歳1,540円
男性50歳2,340円女性50歳2,070円
男性60歳4,185円女性60歳3,210円
月々保険料 入院保険金 1万円給付の時男性25歳2,130円女性25歳2,240円
男性30歳2,430円女性30歳2,430円
男性35歳2,780円女性35歳2,640円
男性40歳3,240円女性40歳2,960円
男性50歳4,560円女性50歳4,020円
男性60歳8,250円女性60歳6,300円
1入院の支払限度日数(約款所定の七大生活習慣病以外の場合)1入院60日
1入院の支払限度日数(約款所定の三大疾病の場合)1入院60日
先進医療給付金先進医療にかかる技術料の実費、通算2,000万円まで
先進医療一時金治療1回につき10万円
加入年齢20歳~69歳
保険期間終身
保険料払込期間終身
保険料払込方法口座振替・クレジットカード払い
保険料払込回数月払
申込方法オンライン
入院給付金の設定可能額5,000~15,000円
手術給付金の設定可能額2.5万~15万円
特定疾病無制限特約なし
三大疾病一時金特約なし
払込免除特約がん:入院, 心疾患:1日以上の入院, 脳血管疾患:1日以上の入院
特定疾病の認定範囲がん:上皮内新生物を除く, 心疾患:急性心筋梗塞のみ(再発性心筋梗塞を含む), 脳血管疾患:脳卒中のみ(くも膜下出血・脳内出血・脳梗塞)
特定疾病特約三大疾病保険料払込免除特約
女性疾病特約入院給付金上乗せ
特約・特則先進医療特約, 長期入院時一時金給付特約, 通院支援特約, 女性疾病入院特約, 入院時一時金給付特約, 健康祝金特則
保険のタイプ掛け捨て型, 貯蓄型
キャッシュバック健康祝い金
解約返戻金なし
付帯サービス24時間電話健康相談サービス, メディカルコンサルテーション
パンフレットURLhttps://www.axa-direct-life.co.jp/pdf/pamph_l.pdf

ネオファースト生命|ネオdeいりょう

ネオファースト生命の「ネオdeいりょう」は、カスタマイズ性の高さが魅力の医療保険です。保障期間は基本的に終身で、入院や手術だけではなく、がんや三大疾病にも幅広く備えられます。健康な人であれば、保険料が安くなる可能性がある のも大きな特徴です。

また、女性疾病特約を付加すれば、リウマチ・膀胱炎のような「女性に多い病気」をはじめ、子宮筋腫や卵巣のう腫といった「女性特有の病気」で入院したときに給付金が上乗せして支払われる ため、女性には特におすすめの医療保険です。

ネオファースト生命

ネオdeいりょうの商品情報

 ネオdeいりょうの商品情報

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月々保険料 入院保険金 5000円給付の時男性25歳1,336円女性25歳1,468円
男性30歳1,544円女性30歳1,595円
男性35歳1,791円女性35歳1,765円
男性40歳2,122円女性40歳2,031円
男性50歳3,041円女性50歳2,855円
男性60歳4,445円女性60歳4,079円
月々保険料 入院保険金 1万円給付の時男性25歳2,637円女性25歳2,897円
男性30歳3,049円女性30歳3,144円
男性35歳3,543円女性35歳3,474円
男性40歳4,195円女性40歳3,992円
男性50歳6,000円女性50歳5,608円
男性60歳8,734円女性60歳8,032円
1入院の支払限度日数(約款所定の七大生活習慣病以外の場合)1入院60日
1入院の支払限度日数(約款所定の三大疾病の場合)1入院60日
先進医療給付金先進医療にかかる技術料と同額 通算2,000万円限度 (保険期間:10年更新)
先進医療一時金-
加入年齢0歳~満85歳
保険期間終身
保険料払込期間終身
保険料払込方法口座振替・クレジットカード払い
保険料払込回数月払・年払
申込方法オンライン、資料請求、対面販売
入院給付金の設定可能額3,000~20,000円
手術給付金の設定可能額1万~20万円
特定疾病無制限特約8大疾病
三大疾病一時金特約がん:診断確定, 心疾患:1日以上の入院・手術, 脳血管疾患:1日以上の入院・手術
払込免除特約がん:診断確定, 心疾患:1日以上の入院, 脳血管疾患:1日以上の入院・手術
特定疾病の認定範囲がん:全般(上皮内新生物を含む), 心疾患:急性心筋梗塞のみ(再発性心筋梗塞を含む), 脳血管疾患:脳卒中のみ(くも膜下出血・脳内出血・脳梗塞)
特定疾病特約がん診断特約, がん通院特約, 特定疾病保険料払込免除特約, 抗がん剤治療特約, 自費診療保障上乗せ型がん治療特約, 三大疾病一時給付特約
女性疾病特約入院給付金上乗せ, 手術給付金上乗せ
特約・特則先進医療特約, 手術保障特約, 通院特約, 入院一時給付特約, 女性疾病保障特約, 女性特定手術・乳房再建保障特則, 治療保障特約
保険のタイプ掛け捨て型
キャッシュバックなし
解約返戻金なし
付帯サービスセカンドオピニオンサービス, 24時間健康サポートサービス, 受診手配・紹介サービス, 「健康第一forネオファースト生命」プレミアム
パンフレットURLhttps://download.neofirst.co.jp/webcatalog/yakkan/webyakkan/040A.pdf

30代既婚の男女におすすめの医療保険

ここでは、30代の既婚者におすすめできる医療保険を紹介します。

【男性におすすめ】チューリッヒ生命|終身医療保険プレミアムDX

チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」は、お手ごろな保険料で病気やけがに備えられる医療保険 です。入院給付金の日額は5,000円・10,000円・15,000円の3通りから選べ、保障を自由にカスタマイズできる のも特徴です。

また、脳血管疾患や統合失調症のような病気が原因の場合、入院が長期化する傾向にあります。 特約を付加すると、七大疾病による入院が日数無制限で保障されるほか、ストレス性疾病による入院給付金の支払い日数が365日まで延長される ため、入院が長期化しても安心です。

チューリッヒ生命

終身医療保険プレミアムDXの商品情報

 終身医療保険プレミアムDXの商品情報

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月々保険料 入院保険金 5000円給付の時男性25歳1,032円女性25歳1,147円
男性30歳1,112円女性30歳1,212円
男性35歳1,267円女性35歳1,292円
男性40歳1,472円女性40歳1,492円
男性50歳2,112円女性50歳2,082円
男性60歳3,162円女性60歳3,257円
月々保険料 入院保険金 1万円給付の時男性25歳1,632円女性25歳1,862円
男性30歳1,792円女性30歳1,992円
男性35歳2,052円女性35歳2,152円
男性40歳2,412円女性40歳2,502円
男性50歳3,492円女性50歳3,582円
男性60歳5,292円女性60歳5,732円
1入院の支払限度日数(約款所定の七大生活習慣病以外の場合)1入院60日
1入院の支払限度日数(約款所定の三大疾病の場合)1入院60日
先進医療給付金所定の先進医療にかかる技術料と同額、※通算2,000万円限度
先進医療一時金1回につき15万円限度、同一の先進医療による療養について1回限度
加入年齢満6歳~満75歳
保険期間終身
保険料払込期間終身
保険料払込方法口座振替・クレジットカード払い
保険料払込回数月払
申込方法オンライン、資料請求、対面販売
入院給付金の設定可能額5,000~15,000円
手術給付金の設定可能額5万~20万円
特定疾病無制限特約7大疾病
三大疾病一時金特約なし
払込免除特約がん:診断確定, 心疾患:1日以上の入院, 脳血管疾患:1日以上の入院
特定疾病の認定範囲がん:上皮内新生物を除く, 心疾患:急性心筋梗塞のみ(再発性心筋梗塞を含む), 脳血管疾患:脳卒中のみ(くも膜下出血・脳内出血・脳梗塞)
特定疾病特約三大疾病保険料払込免除特約, 七大疾病延長入院特約, 三大疾病診断給付金特約
女性疾病特約入院給付金上乗せ
特約・特則先進医療特約, ストレス性疾病延長入院特約, 入院一時金特約, 退院後通院特約, 収入サポート特約, 不妊治療保障付女性総合疾病治療特約, 入院免責日数特約
保険のタイプ掛け捨て型
キャッシュバックなし
解約返戻金あり
付帯サービスチューリッヒ生命のClub Off, メディカルサポートサービス, メンタルヘルスサービス, Doctors Me
パンフレットURLなし

【女性におすすめ】東京海上日動あんしん生命|メディカルKit R

東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit R」は、病気・けがでの入院や手術、死亡時の保障がセットになった一生涯の医療保険 です。所定の年齢までに使わなかった保険料が戻ってくるのが大きな特徴として挙げられます。

たとえば、入院給付金の支払いがあった場合、これまでに支払った保険料と受け取った入院給付金の差額が健康還付給付金として受け取れます。一切、給付金を受け取らなければ、支払った保険料の全額が戻ってきます 。健康に自信がある人や、掛け捨ての保険以外を探している人にはおすすめの保険です。

東京海上日動あんしん生命

メディカルKit NEOの商品情報

 メディカルKit NEOの商品情報

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月々保険料 入院保険金 5000円給付の時男性25歳女性25歳
男性30歳女性30歳
男性35歳女性35歳
男性40歳女性40歳
男性50歳女性50歳
男性60歳女性60歳
月々保険料 入院保険金 1万円給付の時男性25歳女性25歳
男性30歳女性30歳
男性35歳女性35歳
男性40歳女性40歳
男性50歳女性50歳
男性60歳女性60歳
1入院の支払限度日数(約款所定の七大生活習慣病以外の場合)
1入院の支払限度日数(約款所定の三大疾病の場合)
先進医療給付金
先進医療一時金
加入年齢
保険期間
保険料払込期間
保険料払込方法
保険料払込回数
申込方法
入院給付金の設定可能額
手術給付金の設定可能額
特定疾病無制限特約
三大疾病一時金特約
払込免除特約
特定疾病の認定範囲がん:上皮内新生物を除く, 心疾患:全般, 脳血管疾患:全般
特定疾病特約がん診断特約, 特定疾病保険料払込免除特則, がん通院特約, 三大疾病入院支払日数無制限特約, 抗がん剤治療特約, 悪性新生物初回診断特約, 特定悪性新生物保険金前払特約
女性疾病特約入院給付金上乗せ, 手術給付金上乗せ
特約・特則先進医療特約, 通院特約, 初期入院保障特則, 特定治療支援特約, 女性疾病保障特約, 重度五疾病・障害・重度介護保障特約, 手術給付金の追加払に関する特約, 介護保障特約, 特定損傷一時金特約
保険のタイプ掛け捨て型
キャッシュバックなし
解約返戻金なし
付帯サービス介護アシスト・介護お悩み訪問相談サービス, からだ予測ナビ, Medical Note, カロママプラス, メディカルアシスト, がんお悩み訪問相談サービス, 人間ドック・脳ドック・がんPET検診優待サービス
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健康状態に不安がある場合は引受基準緩和型医療保険

持病がある場合など健康状態によっては医療保険に加入できない可能性もあります。そのような際には引受基準緩和型医療保険という、持病があっても加入できる医療保険もあります。

引受基準緩和型医療保険についてもっと知りたい際は以下の記事を参照ください。

病気やケガのリスクに備える医療保険以外の選択肢

病気やケガのリスクは医療費だけでなく、働けない期間が長期化した際の収入減という考え方もできます。
働けないリスクにそなえるなら就業不能保険という選択肢もあります。就業不能保険に関しては以下の記事を参照ください。

また病気やケガのリスクに資産形成をして備えるという考え方もあります。投資・資産形成を検討される人は以下の記事をご確認ください。

まとめ

大きなライフイベントが多く、費用がかさむ傾向にあるのが30代です。子どもがいる家庭では養育費や教育費の支出があるため、けがや病気で医療費がかかったり仕事に就けない状況が続いたりすると、家計に影響を及ぼす可能性があります。

医療保険に加入すれば、病気やけがで入院しても、家計へのダメージが軽減できるため安心です。医療保険に加入したい30代の人は、この記事を参考に検討してみてください。





オカネノホンネ編集部

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難しいお金の話を、ファイナンシャルプランナー技能士や保険・金融商品の専門家が忖度なし「ホンネ」でわかりやすく伝えます。

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